ワールドサッカー実況ウイニングイレブン3ファイナルヴァージョン

『ワールドサッカー実況ウイニングイレブン3 ワールドカップ フランス'98』はコナミ(現コナミデジタルエンタテインメント)より1998年5月28日に発売されたウイニングイレブンシリーズの1つ、PlayStationに対応している。

同年11月12日にはバランスを再調整した『ワールドサッカー実況ウイニングイレブン3 ファイナルヴァージョン』が発売された。パワプロシリーズのような選手データの更新によるマイナーチェンジの決定版が発売されたのは初めてである。

当時は権利による名称の変更をあまり受けておらず、ワールドカップやアジアカップという名称をそのまま使っている。また、1998年当時の日本代表は実名で収録。


傾向と対策

 攻撃においてファイナルヴァージョンとなり前作よりスモールフィールドで試合が流れるため、パスの正確性が重要になった。パス能力の高いフォワードなら別だが速めにフォワードにボールを渡してしまうと状況の打開に手間取るため、できるだけ中盤で我慢して渡すようにしたい。スルーパスは中央よりもサイドのほうが通りやすい。ボールを奪ってのカウンターはディフェンスが揃わずチャンスが大きい。レーダーでディフェンスの動きを見て○ボタンパスやスルーパスを積極的に狙っていこう。ワンツーも有効になっている。今回任意に打つループシュートが弱くなった感がある。こぼれだまになりにくいループシュートはペナルティエリア入るか入らないかぐらいのはやい段階でのキーパーと1対1ならともかく、そうでなければオートでもループシュートが発生するので普通に打っていきたい。ループシュート同様、弱くなっているセンタリングからのシュートだが、速攻などでうまくフリーの状態を作り出すことが出きればまだ有効だ。低いセンタリングも使い分けたい。ダイレクトシュートはポジション取りが重要なのでいい位置をキープしたい。空中にボールがあるときにタイミングを合わせて□ボタンを押した方が空振りになることが少ないがタイミングを逸してしまうこともしばしばなので、早いセンタリングにもあわせられ応用の利く□ボタンを連打と併用しよう。あまり固執しない程度に長所を活かし相手の弱点を攻めるようにしよう。

 守備的な面であるが最終ラインの突破は相手にとっても難しいので、できれば中盤でボールを奪えるようにしたい。相手のパスコースを消しながら外側に追いやるようにチェックをしていけば、こぼれだまになる可能性が高い。また、サイドバックなどのオーバーラップしているところを攻められるときもあるのでカバリングを気をつけよう。自陣の深いところでボールを奪ったら、無理をせずセーフティーファーストを心がけ確実にクリアしたい。内側への不用意なパス、ヒールパスはカットされればとてもヤバイので注意しよう。○ボタンのクリアでは自陣のゴールライン方向に蹴ってしまいコーナーキックになることが多いので□ボタンでのクリアのほうがいいだろう。今回、ラインディフェンスを敷いている時に限るがオフサイドトラップがラインの上がりが早くなり使えるようになっている。ワンツーやドリブルには滅法弱いので毎回トラップを仕掛けるといったことがないようにしたい。また、ダークな戦術ではあるが抜かれたときにペナルティエリア前でファールをして止めるという選択肢もある。できれば斜め後ろからのスライディングでボールに行きたいところだ。しかし、カードが出やすく、いい位置のFKを与えること、一歩間違うとPKということとスライディングがかわされるとピンチを広げる結果になるというリスクは背負う。△ボタン押しっぱなしによるキーパーの飛び出しですが、シュートがこぼれだまになり失点する可能性が高くなる。ゴール正面に向かってくるスルーパスなどにはひきつけて飛び出させるようにしたい。

 セットプレーからの攻撃は、カウンターをくらいやすいのだがセレクトボタンにてオフェンシブにしてから行いたい。FKの場合は壁があり、角度がない状態ならパサーに蹴らせ、スルーパスやノーマルパスを使うのが有効だ。壁の選手はジャンプをするので簡単にパスが通る。対人戦の場合、ゴール前のいい位置でのFKが増えるため、いいキッカーがいるチームは使用する場合は特にFKの練習を行っていたほうがいいだろう。蹴るときに方向キーを上にいれることで高いボール、方向キーを下にいれることで低いボールになる事を知らない人が多いのでマスターしたい。ゴールから遠い位置からのFKは身長が高いフォワードの選手に合わせてゴールを狙いたい。ゴールキックも同様に身長が高い選手に合わせて、相手にボールを渡さないようにしたい。CKの場合は難しいがキーパーが飛び出せないような位置にいかにセンタリングをあげれるかが重要である。ヘディングパスはヘディングシュートより競り勝つことが多いようなので応用が利く。

 選手起用について、基本的にゴールキーパーはほとんどのチームが控え選手よりも能力の高い選手がスタメンなので代える必要は少ないだろう。ディフェンダーについては身長と守備力がパラメータに表示されないので難しいが、センターバックは実績のある選手をサイドバックの選手はスピードを基本に守備範囲が広く、攻撃参加できる選手を選ぼう。ディフェンシブハーフの守備力は案外重要でパラメータ表示で攻撃的な選手を入れるとボールを奪うのが遅くなってしまうので注意が必要だ。オフェンシブハーフはパスの展開力を、フォワードはスピード、シュート精度、ヘッドの強さなどの総合力で選びましょう。

 フォーメーションについて、今主流になっている3トップは相手のマークが分散しスルーパスが通りやすく、フォワード同士のパス交換も容易で攻撃力は抜群。センターフォワードがヘッドに強いとさらに威力が増す。2トップはオーソドックスなスタイルで攻撃は決定力のあるフォワードのシュートで終わりたい。1トップはフォワード同士のパス交換ができないのでフォワードの選手にボールが渡ったらオフェンシブハーフの選手に上がりを待つか、バックパスを出すことも必要になってくる。そのため、あたりの強さと決定力がフォワードに要求される。

守備では、ディフェンダーが一人余るかたちでスルーパスに対応できるリベロ、スイーパーが守備力が高く有効です。オフサイドトラップを使用する場合はラインで守ろう。3バックでは相手のスルーパスが通りやすいため、ラインディフェンスを引くのは危険のようだ。4バックはラインとリベロ、スイーパーを引いた場合ではディフェンダーの配置が変わり中央の守備が堅くなる。5バックはゆっくりとした攻めには特に強い印象を持つが、速攻をくらうと3バックに近い形になるので注意。また、守備に人数を割いているので攻撃が遅くなってしまう。

チーム紹介

ドイツ(3-5-2A)

高齢化により全体的にスタミナの数値が低く6の選手が多い。スタミナの切れる後半や延長まで縺れ込んだ時に注意したい。ディフェンスにワールドカップ5大会連続出場を果たしたマテウスがリベロには入り、ザマーの離脱の穴を埋める。ワールドクラスのストッパーコーラー、ヘルマー、ベアンスと安定感のあるGKケプケ、それにボランチのハーマンを含めたディフェンスは堅い。中盤の控えにパス能力の高いメラーがいるのでポイントに使いたい。2トップはタイプの違うベテランクリンスマンと強烈なヘッドを持つ苦労人ビアホフがつとめる。

スペイン(4-4-2B)

スペイン無敵艦隊と呼ばれ、守備の堅さは定評がある。ベテランGKのスビサレッタ、リベロから中盤までこなすイエロで失点を防ごう。もはやスペインの中心になったラウルだが、ややフォワード陣の得点力のないのでパス出しや二列目からの飛び出しと活躍の場は多い。アルフォンソ、キコもまずまずだが、レアルマドリードでクロアチアのスーケルよりポジションを奪ったモリエンテス使うのもいいだろう。

ルーマニア(3-5-2A)

東欧のマラドーナことハジが中心でゲームメークを担当する。テクニックのあるドリブルのイリエとスイスで活躍したモルドバンが得点を挙げてくれるだろう。

イングランド(3-5-2B)

サッカーの母国イングランド。ワールドカップですばらしいゴール決めたワンダーオーウェンがFWに入り得点力が増加、イングランドの誇るストライカーシアラーとのコンビにスパイスガールズが恋人のベッカムからのパスで流れを作ろう。献身的なプレーのインス、堅実なネビル兄弟の兄ゲリー・ネビルと派手さはないが安定感のあるGKシーマンもキーマンだ。

フランス(4-5-1C)

ワールドカップ98開催国にして初優勝を飾ったフランス。優勝に大きく貢献し、’98年の最優秀選手になったジズーことジダンからのパスは芸術的なので有効に活用し、FWの層の薄さをカバーしよう。ミッドフィルダーには得点力もあるジョルカエフ、キャプテンとして引っ張ったデシャン、長髪と振り乱して活躍したプティと多彩である。デサイー、ブランと高く強力なセンターバック、素早い上がりのサイドバックのテュラヌ、リザラズと光るプレーをみせたGKバルテズと強力ディフェンス陣で安心だ。

デンマーク(4-4-2C)

ダニッシュ・ダイナマイトの異名を持つ。シュマイケルはすべてに優れたGKであり簡単には得点を許さないだろう。攻撃はヴィッセルでプレー経験のある兄ミカエルとドリブルの光る弟ブライアンのラウドルップ兄弟のコンビネーションにかかってくる。

イタリア(5-3-2A)

アズーリ伝統のカテナチオを引き屈指の左サイドマルディーニ、エースキラーカンナバーロと守備は堅い。中盤にアルベルティーニ、D.バッジオはいるが守備的な選手なので攻撃への切り替えが難しい。イタリアの至宝R.バッジオが代表復帰し、FWに厚みが出た。R.バッジオ、控えのデルピエロはパス能力が高く使える。ビエリのキック力もいかしたい。

オランダ(4-4-2C)

オランダの代名詞的フォーメーション3-4-3から4-4-2に変更して大会に臨んできた。ツインタワーこと精度の高いベルカンプとヘッドのうまいクライファートを有効に活用したい。中盤は積極的に動き回れるダービッツ、トップもこなす双子のR.デブールがおり層が厚い。長身GKファンデルサールとキャプテンで双子のF.デブールで守備を担う。

ノルウェー(4-5-1B)

フロナウドことT.A.フロは長身を活かしワントップターゲットマンとして活躍する。ヨンセンを中心にプレスをかけ、守備は堅い。

スウェーデン(4-4-2A)

アメリカ大会では躍進しながらも今大会は予選で涙をのんだ。長身フォワードのケネト・アンデションが中心で快速のダーリンがかきまわすのが理想。

クロアチア(3-5-2B)

東欧のブラジルと称される個人技の高いチーム。ボバンがゲームのポイントを作る。百メートルを11秒台で走るヤルニの攻撃参加やワールドカップ得点王スーケルの強烈なシュートを利用しよう。

ユーゴスラビア(4-5-1B)

ユーゴスラビアをキャプテンとして引っ張るグランパスでも活躍のピクシーことストイコビッチはゲームメーキングにたけており、中心として活用しよう。控えにはジェニオの愛称を持ち天才ドリブラーとして有名なサビチェビッチもいる。フォワードに1トップのロナウドのライバルことミヤトビッチがチームの得点の鍵になる存在にある。ディフェンスにはレッズのペトロビッチがいる。フリーキックの際はスペシャリストのミハイロビッチで狙っていこう。

ブルガリア(5-3-2A)

レイソルに在籍したストイチコフは左足からの華麗で強烈なシュートを放つ。また、左利きの司令塔バラコフがおり、左サイドからの攻撃は厚みがある。’94年大会の予選でフランスから決勝ゴールを決めたコスタディノフでフォローしよう。控えのペネフをセンターフォワードに起用した3トップの作戦をとれば攻撃の厚みが増すだろう。

オーストリア(3-5-2A)

各ポジションにいる能力の高い選手を活かすのが鍵。GKコンセル、リベロのファイアージンガー、ミッドフィルダーヘルツォーク、そしてフォワードのポルスターだ。

ポルトガル(4-4-2A)

中田(英)が尊敬するルイ・コスタが華麗なラストパスを供給する。また、パウロ・ソウザが中盤を引き締める。

スコットランド(4-4-2B)

堅い守備できっちり守るのが伝統のチーム。今大会最年長で出場したGKレイトン、金髪のセンターバックヘンドリーで守る。エースのマカリスターを怪我で欠き、攻撃はギャラハーが中心になるだろう。

ギリシャ(4-4-2A)

オリンピック発祥の国ギリシャ。スピーディーなフォワードニコライディスやアメリカ大会メンバーマフラスがいる。

ベルギー(4-4-2C)

赤い悪魔の異名を持つチームのまとまりのいいチーム。オランダリーグ得点王のニリスとドリブル突破のオリベイラは得点源として活躍する。控えにムボ・ムペンザとロコンダ・ムペンザの兄弟がおり将来が有望だ。このフォワード陣にパスを出すのがシーフォと侮れない。ワールドカップ4大会連続出場の大ベテランバンデルエルストがチームを引き締め、センターバックスターレンスがチームプレーで貢献する。

トルコ(3-5-2B)

国内リーグが盛んな国トルコ。エースS.ハカンが存在感を示す。

アイルランド(4-4-2A)

中盤に構えるロイ・キーン攻守にわたり活躍する。

北アイルランド(4-5-1A)

英連邦の中では戦力的に見劣りがする。攻撃はワントップのドゥーイーの活躍にかかってくるが全体サッカーを心がけたい。

ウェールズ(5-3-2B)

ギッグス、ソーンダース、ヒューズの攻撃陣は高いポテンシャルを有している。

モロッコ(4-4-2A)

アトラスのライオンと称されるチーム。リベロのナイベド、司令塔ハッジ、砂漠のマラドーナことバシルと各ポジションにいい選手がいる。

チュニジア(3-5-2B)

中盤のベヤからスピードのあるベンスリマヌに出したい

南アフリカ(5-3-2A)

バファナ・バファナと呼ばれるチーム。赤鬼ことトルシエ監督がワールドカップ時に指揮をしていた。フォワードに期待の星マッカーシーがいる。

カメルーン(3-4-3C)

不屈のライオンの愛称を持つ。なにわの黒豹ことエムボマのシュートの破壊力は鮮烈である。ワールドカップではボランチもつとめた。堅い守りで知られるGKソンゴオは頼れる守護神だ。

ナイジェリア(4-4-2C)

スーパーイーグルスの愛称を持ち、チーム全体的に足が速い選手が多く、簡単にスピード7以上のメンバー11人を構成できる。特にアモカチのスピードは速く、相手チームのディフェンスを切り裂くのは容易である。控えにいる長身197cmのカヌーを使ってアモカチからのセンタリング相手に活用しよう。中盤は司令塔オコチャと強烈なシュートを放つボランチのオリセーがいる。髪の毛が緑色でとても目立つウェストは守備の要だ。

メキシコ(3-5-2A)

名物GKのカンポスがいる。試合前の写真撮影ではボールの上に立つほど身長はGKとしては低いのだがジャンプ力と判断のよさでカバーしている。このチームは総じて選手の身長が低いので相手チームのあげてくるセンタリングには十分注意しよう。ガルシア・アスペとラモン・ラミレスのレフティーの二人から、エルナンデスと秘技ブランコバウンスを披露したブランコに渡そう。

アメリカ(5-3-2A)

1994年大会の開催国。MLSも発足したがいまだ4大スポーツも人気に追いついていないのが現状。アメリカの点取り屋ウィナルダとプレミア・リーグで活躍のGKケラーが中心。

ジャマイカ(3-5-2B)

レゲエ・ボーイズの愛称を持ち、イングランドから来た選手によりチームのパワーアップをはかった。ジャマイカのロナウドことバートンの活躍とウイットモアのロングシュートで勝利をもぎ取ろう。

ブラジル(4-4-2B)

カナリア軍団はスターが多く試合を運びやすい。中でもFWロナウドの能力は最高レベルでシュートがよく決まる。しかし、ワールドカップ期間不調だったためスタミナは6とダッシュを多用するとばててしまう。もう一方が揺りかごダンスのベベットになりフォローが難しくなった感がある。右利きのMF不足からレオナルドが右サイドにいるので影響が出るかもしれない。その左サイドは栄光の背番号10リバウドがつとめる。両サイドバックのカフーとR.カルロスはスピードがありオーバーラップさせたい。特にR.カルロスはフリーキック時に独自のモーションがあり、アウトサイドに鋭く曲がり、象をも倒すほどのキック力を有している。身長はあるもののセンターバックがやや弱いので、ドゥンガ、サンパイオで攻撃の芽を摘みたい。

コロンビア(4-4-2D)

アフロヘアーでおなじみのバルデラマが中心のチーム。ディフォルトのフォーメーションだと、攻撃的MFではないので位置を上げパス能力を活かすようにしたい。デアビラは身長160cmとおそらく全選手中最も小さな選手であろう、したがってポストプレーやセンタリングからのシュートは望みが薄い。控えに監督と対立し試合にあまり使ってもらえなかったアスプリージャいるので試合に出したい。また、ペルージャ入りしたボラーノもいる。

チリ(5-3-2A)

出場停止処分があけワールドカップに戻ってきたチリ。ツートップだけなら最強クラスの強さがある。ZA-SAコンビのジャンプ力からのヘディングが武器のサモラノ、小柄ながらも巧いヘディングと鋭いシュートのサラスは脅威だ。守備にやや難があるがガンガン攻めたい。

アルゼンチン(3-5-2B)

日本のワールドカップデビュー戦の相手国。日本ゴールにボールをねじ込んだバティストゥータの能力は恐ろしいものがある。バティゴールを決めてガルバルディポーズを取りたい。もう一人のFWクラウディオ・ロペス、ドリブルのうまいオルテガ、ボールの集まるベロンとバティストゥータのサポート陣もキック力があり実に充実している。イタリアで活躍のクレスポ、パスセンスの光るガジャルドと好みによって使い分けられるのも魅力だ。

パラグアイ(5-3-2A)

キーパーのチラベルトが中心の守備のチーム。センターバックのアジャラ、ガマーラのコンビも強力でチラベルトをサポートする。ややオフェンスに不安を抱えるが、魚嫌いの司令塔トロことアクーニャを基点にし、PKやFKのときは積極的にチラベルトで狙っていきたい。

日本(5-3-2B)

ワールドカップでの守備的な戦い方を皮肉り5-3-2のフォーメーションになっている。チームはゴールを決めてもクールな中田が中心なのでFWにスルーパスを供給したい。控えの小野を使ってダブル指令塔にしたりするのも面白いだろう。日本が誇るレフティー名波からオーバーラップの相馬へ渡しセンタリングのパターンは日本の得意とする黄金パターンだ。肝心のFWはシュート精度が低いようで苦労する。エースの城、ゴン中山にこだわらずに、足の速い野人岡野やテクニックのある呂比須と戦術、作戦に応じて使い分けたい。鋭い飛び出しが光るGKの川口、代表レギュラーをもぎ取った秋田、キャプテンの井原を中心に守備は安定しているが、高さがないので空中戦には要注意。

韓国(3-5-2B)

アジアNo.1のリベロことホン・ミョンボがいて、壁の役割を果たす。城に遺恨のあるユ・サンチョル、コリアンボマーことキム・ドフン、J復帰のノ・ジョンユン、ハ・ソクジュ、ファン・ソンホン、新加入のチョ・ソンヨンと日本になじみの選手が多い。攻撃の中心は川口のライバルチェ・ヨンス。控えにいる成長著しいイ・ドングにも注目だ。

サウジアラビア(5-3-2A)

アジアNo.1GKことデアイエがばねを活かした堅い守備をみせる。衰えが見えS.オワイランの94年の再現は難しくなっている。左利きの司令塔ムワリドからスピードのあるジャバーへというパターンを確立したい。

イラン(3-5-2B)

アジア最強の2トップこと小柄なアジジと長身のダエイをサポートする形で得点力のある中盤のバゲリ、右サイドのマハダビキアで攻め、守備の不安を吹き飛ばそう。ゴールキーパーのアベドサデーがアジア第3代表決定戦で見せた時間稼ぎを使えばらしくなる。

オーストラリア(4-4-2C)

プレーオフで本大会出場を逃しているオーストラリア。日本で活躍したビドマー、アーノルド、ビングリー、ポポビッチを中心選手として戦いたい。

ワールドA.S.(4-3-3B)

モードセレクト画面で上、上、下、下、左、右、左、右、×、○でエキシビジョンモードでも選択可能。

ヨーロッパを除く選手のオールスターチーム。

ユーロA.S.(3-4-3C)

モードセレクト画面で上、上、下、下、左、右、左、右、×、○でエキシビジョンモードでも選択可能。

ヨーロッパの選手のオールスターチーム。

F.C.ディーボ(4-4-2C)

リーグモードでフルシーズン戦い優勝すると使用可能。

怪我や監督との軋轢からワールドカップに出場できなかった選手のチーム。

ルーマニアGold(3-5-2A)

ルーマニアでインターナショナルカップを優勝すると使用可能。

ワールドカップ決勝トーナメントで見せた金髪のチーム。

 

(注:ゲーム中で登場する選手名とは異なります。実在する選手と思われる選手名として紹介しています。)

 

新提案

●ストイチコフの右サイド作戦

ブルガリアのストイチコフは強烈なシュートと華麗なFKが放てる左利きストライカーである。ゲームの中の能力はキック、カーブ共に9と申し分ない。ゴールに向かい45度の位置からシュートを打つと対角線方向にボールがそれることが多い。これをストイチコフのカーブ9で強引にゴールの中に入れてしまおうというのが主旨だ。そこで左利きのストイチコフを右サイドに起用しシュートのたびに×ボタンを押してボールを曲げよう。鋭くカーブし決まったシュートは何度もリプレイを見たくなってしまう。また、角度のないところからもキック9のパワーでキーパーを弾きゴールに吸い込まれることがある。しかし、もともとシュート精度の悪い選手ではないので曲げる曲げないで決定率が変わっているかは不明である。この作戦をやるときは司令塔のバラコフも右サイドに持ってきてどんどんパスを供給したい。ほかのチームでは、ウェールズのギッグス、チリのサラスもキック8、カーブ8、左利きで同様の作戦がとれる。

●ロナウドのリベロは俺だ作戦

攻撃と守りを一手に担うポジションそれがリベロだ。このゲームにおいてディフェンダーが点を上げることは多くない。したがって対人戦でディフェンダーが点をとることにより、それだけ精神的なダメージを与えることが出来るだろう。そこで実戦的ではないがブラジルのロナウドをリベロとして起用しよう。CBオーバーラップとオフェンシブを併用することにより最後列から攻撃に参加してくれる。もちろん最初からフォワードにはっているよりチャンスは少なくなるが突如としてあがってくるためマークがしずらい利点もある。またロナウドがディフェンスには向いていないがスピードでカバーしたい。

 

スタジアム紹介

気分的な問題ですがエキシビジョンマッチのスタジアムを実際と置きかえると楽しいです

Bタイプ:スタジアム・オーストラリア

Cタイプ:県立カシマスタジアム(旧)

Dタイプ:国立霞ヶ丘競技場

Fタイプ:フランススタジアム

 

前作との相違点

スローインのカバリングが実際に近づいた

5-3-2のフォーメーションが増えた

ジョン・カビラ氏の実況が選手名をしゃべるようになった

実況が日本語のみになった

オフサイドや惜しいシュート、危険なファールに対しリプレイがついた

登録選手が1チーム22人に増えた

センタリングからシュートのパターンが弱くなった

エキシビジョンモードに延長、ゴールデンゴール、PKの設定ができるようになった。

ゴールキーパーでもFK、PK、CKを蹴れるようになった。

価格が4800円になった

http://www.geocities.jp/amurorey/we3f.html#WE3F

FC.KANOS

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